ハープと言えば、真っ先に思いつくのが弓形で弦が張られた楽器です。その優雅なフォームから奏でられる美しい音色は、聞く人々を癒します。普通の音楽で姿を見掛ける事は少ないですが、オーケストラにおいては欠かせない存在となっています。実はかなり歴史が古く、種類も200以上と多く存在しています。オーケストラに用いられるグランドハープやアルパ、「千と千尋〜」で知られるライアーやアイリッシュハープなどがメジャーです。
ハープは、古代エジプトの壁画からも確認されている非常に歴史に古い楽器です。紀元前3000年前から存在すると考えられており、ギターやマンドラなど数ある弦楽器の中でも最古と言えます。当時、狩りに使われていた弓の弦を指で弾いて音を出したのが最初と考えられています。その時に弦の張りの強さや長さで、音が変化する事にも気が付いたのでしょう。
後に日本へとハープが伝わり、東大寺正倉院にある『クゴ』がハーブ状になっている事から、日本においても奈良時代には既に存在していた事が分かります。やがて、アイルランドやウェールズの吟遊詩人達によってヨーロッパ各地へと広まっていきました。1200年代に広まったのが、現在のアイリッシュハープの原形と言われています。
更に、1700年代になってペダル式のハープが出現し、問題となっていた複雑操作を解消出来る様にとぺダルで補えるようになりました。その後、ダブルペダルハープやトリプルハープが登場し、現代のハープへと進化していったのでした。
ハープと付くので勘違いされやすいのですが、ハーモニカの1種です。山崎まさよしやビートルズなど、有名アーティストが使用している事から人気が出てきています。
ハープと言うと、どうしても女性的なイメージが沸きます。しかし、元々は地位の高い男性の為の楽器であり、オーケストラで実際に見た事の方もいるでしょう。見た目は優雅ですが、弾く場合とはかなりイメージがかけ離れています。実際に弾くと両手足を使いますし、指先に血豆や水膨れが出来ます。慣れてくると指先が硬くなるので問題無いですが、最初の内はかなり痛いです。昔はもっと重かったのも理由の一つです。その為、以前は男性に向いていると考えられていたのでした。
ハープを始めるにあたって、ハープを購入したいと考えると真っ先に心配になるのは値段と大きさです。
大きさは、ひざに乗せられる程度の大きさの物があればオーケストラに用いられる大きなものがあり、値段も非常にピンキリで10数万〜数百万と幅広くなっています。まずはカルチャースクールなどで、レンタルをしてみると良いでしょう。それで暫く様子を見てから購入した方が安全です、一番安くても10万オーバーがザラなので決して安い買い物ではないです。スクールも高めですので、自分の予算としっかりご相談下さい。外国から購入する手もありますが、逆に送料が本体より高くなる場合がある点にご注意。