ロッキングチェアー

ロッキングチェアー

ロッキングチェアーといえば暖炉!なんか憧れます♪絵本などによく出てきますよね。おじいさんやおばあさんが暖炉のそばにあるロッキングチェアーに腰掛けて読書や編み物をする場面。昔、通ってた塾の先生の家で見たことはありますが、欧米と違って日本では、そうそう暖炉のある家なんて見かけません。暖かい中でロッキングチェアーに揺られながら、うたた寝する。気持ちよさそうですね。

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ロッキングチェアーの始まり

19世紀、アメリカで活動していたシェーカー教団が自給用に製作していたシェーカー家具の中にロッキングチェアーもありました。アメリカ各地にある自給自足のコミュニティから、アメリカで最初のオリジナルと言える手作り感のある高品質の家具が生産されるようになりました。シェーカーのロッキングチェアーはとてもシンプルで、椅子の先端に大きく湾曲したロッカー(ソリ上の部材)を付け、前後に揺れることで、より休息性を持たせたものです。ロッキング金物を脚部に取り付けて座を動かすものもあります。

世界的に有名なロッキングチェアー

家具職人ミヒャエル(ミカエル)・トーネット(Michael Thonet)が1859年に発表して、世界各国に広まったロッキングチェアーが有名です。まるで大輪の花のような華やかで美しいデザインが特徴のロッキングチェアーです。このロッキングチェアーの美しさに「高貴」の称号を与えたフランスの建築家ル・コルビュジェ(Le Corbusier,1887〜1965)も頻繁に使っていたと言われています。また、このロッキングチェアーは有名な画家であるピカソも愛用していたことで知られているんですよ。

現代的なロッキングチェアー


イームズ・デザイナーズアームチェアーRAR

1968年頃まで販売されていた、人気のロッキングチェアーの復刻版で、背もたれと座は一枚のプラスチックポリプロピレン、脚はスチール、ロッカーは木で作られています。インテリアのアクセントとして一脚でも部屋の雰囲気を変える、存在感のあるチェアーです。いつまでも続くゆらゆら感がクセになりますよ!

菅沢光政・ロッキングチェアー

日本で誕生したロッキングチェアーといえば、1966年に菅沢光政氏がデザインした「HERON」グッドデザイン賞にも選ばれた名作です。ロッカーにかかる脚が片側1本ずつの美しいデザインで、身体にフィットする分割されたクッションシートとプライウッドベースで構成されています。木のあたたかみを感じるオーガニックなフォルムは建築家やデザイナーの愛用者も多く、彫刻家イサム・ノグチに愛用されていたことでも有名です。ゆったりした自然な揺れが人気のロッキングチェアーです。

デザイナーズチェアーの歴史

チャールズ・イームズ、ル・コルビュジェ、マルト・スタム、マルセル・ブロイヤー、アイリーン・グレイ、マッキントッシュ、ジョージ・ネルソン、イサム・ノグチなど、現在、巨匠と呼ばれる多くのデザイナーが1900年代に活躍しました。1919年、ドイツに「パウハウス」という造形芸術学校が設立され、そこに「芸術と技術の再統一を図る」このスローガンをもとにした新しい教育システムを導入しました。デザイナーたちは、斬新な西方や素材を駆使して、耐久性・デザイン性に優れ、しかも安い椅子をたくさん作りました。当時の彼らの功績は、色褪せない機能と美しさの両方を併せ持つインテリアとして今も高い人気を誇っています。

ミヒャエル・トーネットについて

1796 年 7 月 2 日、プロイセンと呼ばれていた時代のドイツの小さな町ボッパルドでミヒャエル・トーネットは生まれました。当時は一般市民の男子は 10 歳になると職業を決めなければならない時代でした。父がなめし皮職人で貧しい生活を送っていたので、彼は家業を継がずに家具職人に弟子入りしました。 1819 年、彼は 23 歳で独立して小さな工場を構えました。その後、 1857 年頃に椅子の大量生産への道を開いた曲木の技術を発明し、ウィーンの中心街に立派な本社を設立するまでに発展しました。 1871 年に彼がこの世を去ったあとも現在に至るまで、彼の作った椅子はたくさんの人々に愛されています。

さまざまなロッキングチェアー

ほかにも、折りたたみ式や座椅子タイプ、座面が揺れるタイプ、屋外でも使用できるタイプなど、いろんな種類のロッキングチェアーがあります。今は家でのんびり読書をするときなどに使うためにロッキングチェアー購入する人が増えています。リラックスタイムに役立つアイテムの一つとして、皆さんもお気に入りの一脚を選んでみてはいかがですか?

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